施設レク訪問 ケアホーム花笑
ケアホーム花笑 神奈川県横浜市
今回は神奈川県横浜市にあります「ケアホーム花笑」で毎月1回行われている作詞家のたきのえいじさんと歌手の藤森美伃さんによる音楽教室をご紹介いたします。
斎條さんは「レクリエーション・インストラクター」と「高齢者アクティビティディレクター」という要介護高齢者の文化、遊び、スポーツなどのQOLを高めるためのケアの資格を持ち、ケアホーム花笑でのレクリエーションを盛り上げています。
「今日のたきのえいじ先生の音楽教室は、最初まずみなさんタンバリン、鈴、カスタネットなどを持って楽器演奏から始まるんです。車椅子の入居者さんも楽器を持ちますと、いつも動かさない手を動かされるんですよ。
やはりみなさんがやっていると自然と普段使わない手や腕とか足を音楽に合わせて動かしたりして運動になっていますね。音を聞くだけの目的ではなく、いろんな運動機能や普段使われていない体を動かすことにもなっていて、それがとてもいいことだと思っています」(斎條さん)
リハビリになっているんですね。
「そうですね。『はい、これをやってください』と言って動かすのではなく、音楽を聞いて知らず知らずのうちに体が動いている、それが一番のリハビリだと思いますね」
今日のコンサートを終えられていかがでしたか?
たきの(敬称略)いつもよりまた元気が湧いてきました。みなさんもそうだし僕らもそうなんですよね。「一緒に元気になろうよ」という一日なのでそういう意味では手応えありますよね。毎回そう思います。
藤森さんはいかがでしたか?
藤森(敬称略)いつものメンバーの他に少し違った方が加わってくださいますと100倍力でなお元気がでますね。ですからできるだけいつも家族の方達にも来ていただきたいなと思っています。
みなさんとても楽しそうに楽器演奏されていましたね。どんどん進行していくにつれてみなさんお顔も明るくなっていました。
藤森 わかります?そうですよね。最初と終わるときのお顔の元気さが違うんですよね。
たきの 仲間意識というかコミュニケーションがとれるという感じがすごく身近に感じますよね、ひとりきりでやっているよりも。
もうだいぶ前からケアホーム花笑でやってらっしゃるんですか。
たきの そうですね、もう6年くらいになりますかね。
藤森 たきの先生のようなお忙しい方が6年も7年も続けられるということはとても大変なことだと思いますけど、先生はいつも「継続は力なり」ということを言われています。
ケアホーム花笑さんのみなさんの印象はいかがですか?
たきの 非常に明るいですよね。個人的なことはあまりお話しないんですけれど、にじみ出てくる笑顔だとか言葉をかわさないけれども通じるものがあります。
長年顔を合わせているおかげだと思うんですが、安心されているところがすごくうれしいですね。来ていて張り合いがありますし。
スタッフの方達の愛情を感じられるせいだと思うんですが、入所されている方が安心した明るさを持っている、そこがいいですね。
藤森 一番最初におじゃまさせていただいたとき、先生が入所されている方に「元気?」と触れたんですね。そのときはとてもびっくりされていたんですが、今はもうたきの先生を息子のようにそして私も娘のように思ってみなさんが待っててくださいます。
そういう回を重ねて会うということによって、みなさんとのコミュニケーションがとれて本当に家族の一員になれたような気持ちになり、みなさんも温かく迎えてくれますから張り合いがありますね。
今後のコンサートはどのようにしていきたいですか?
たきの 最初は気合が入りすぎていろんな楽器をみなさんに持ってもらったりしたんですけど、そういうことの必要性があるのかなと思いました。
キーボードとパーカッションがあって、掛け声で手を合わすだけでも充分だなと思いますね。
音楽というのはどこにでもあるんだと思って、楽器の力を借りなくてもできるし。そういう道具を使うとかではなくて、こうやって通ってくることですね。それが大事だなと思ってます。
藤森 年に2回クリスマスにここでちょっとしたコンサートをやってるんですが、できればもう一回加えてみなさんとお祭り的な行事を含めながらやっていきたいなと思います。
先生が先ほど言われたように、あまり難しいことを要求しても続かないかなと。でも鈴を振る元気は以前とは全然違って、今はとても自信をもってみなさん振ってらっしゃるんですね。たかが鈴を振るだけなんですけどそれってすごいことだなって、そういうことも大事かなと思っています。
毎月1回の「たきのえいじさんの音楽教室」は入居者のみなさんにとても人気があるレクリエーションだそうです。今回私も参加させていただき、その楽しさを実感しました。たきのさん、藤森さんたちの優しさや思いもレクリエーションを通して伝わってきました。
みなさんのためにも今後もこのレクリエーションを長く続けていただきたいと思います。