応援家族 東京ベイ潮見 レポート2
応援家族 東京ベイ潮見(東京都江東区)
今回は、東京都江東区にあります『応援家族東京ベイ潮見』の皆さんをご紹介します。こちらの施設は、JR潮見駅から徒歩10分、運河沿いに建っており、2つお隣には病院もある静かな環境の中にあります。
オープンして3カ月とまだ新しいため、外観も内装もピカピカです。
まず玄関を入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、広く落ち着いたトーンのソファと、床に大きく描かれた。
■ホーム長の土方さん
次にお話を伺ったのは、ホーム長の土方さんです。
とっても明るくて気さくな方で、頼れるお姉さんのような魅力にあふれた方です。
子供の頃に一緒に暮らしていたお祖母様と、お母様のご関係があるそうです。
「祖母を家族で介護するとなった時に、(当時はまだ小さかったので)母の大変さはその時は分からなかったんですけども、やはり体力的な大変さよりも、休みが取れないだとか、自分の自由な時間が取れないというような、母の精神的な負担というものが、非常に大きかったんですね。もちろん介護保険というものも、その当時は無かったですし、家で看るということが根底にありましたので、そこがやはり一番大変さを感じました。みんなで、介護する側もされる側も、ホントに精神的な負担というのは大きかったと思います。」
こういったご経験から、自分の仕事について考えた時に
「これだけ高齢社会になって、まだ様々な方々がそういう思いをされているかと思うので、何か私にできること、お役に立てることがあったらと思って、この仕事を選びました。」
自分のお母様が大変だった、だからそういう人を助けたい。
とっても強い意思の元に、介護の世界に飛び込まれたんですね。
こちらの施設の「応援家族」というのは、入所者様はみんな家族、そのご家族様まで含めて応援する、という意味が込められているそうです。
「ご入居所者様に対する、スタッフの礼儀」だそうです。
年齢もこれまでの経歴も国籍も様々なスタッフが、年齢も介護度もこれまでの生き方も様々なご入居所者様のお世話にあたる、というのが介護の世界。
「入居者様に対する思いっていうのは同じでなければいけない。もちろん入居者様と心を開いてもらうには、そこには接遇マナーというものが非常に重要だと思っています。ですから入居者様に、介護をさせて頂くという気持ちを持って、入居者様と接すること、それを徹底することとなるとですね、非常に熱くなります。」
丁度、この取材に最中にお昼になり、食堂へ向かうご入居者様に行き合い、偶然ではありますが、土方様がご入居者様に接する場面を拝見しました。
まさに、親しき仲にも礼儀あり!
ご入居者様への触れかた、話し方、手を引く姿に、私も感動しました。
また、このホームのインテリアや装飾品、絵画などは、全て土方様が自ら中心になって選ばれたとのこと。
コンセプトは「まるで船旅をしているかのような、ゆったりした気持ちになって頂く」。
それは、ホーム内の随所に表れています。
これはちょっとおまけですが、実は7階のエレベーターホールにも秘密が。
土方様曰く
「ここは船長室をイメージした」とのこと。
こういった、ちょっとした飾り付けにも、「ゆったりとした気持ちでくつろいで頂く」
こんな心配りが表れています。
それから、ご入居者様の居室は「その方のご自宅」というポリシーをお持ちだそう。
そこは介護者が入る場所ではなく、「ご入居者様とそのご家族と一緒に寛いで頂く場所」と考えていらっしゃいます。
7階のエレベーターホールは、そういったお持ちから出来あがった空間だそうです。
こちらの「応援家族東京ベイ潮見」は、運河沿いという立地を生かしたとても明るい空間と共に、船旅気分を味わえる、贅沢で快適な造りになっています。
その中で働く皆さんの思いは「みんなが家族になること」。
ご入居者様とホームのスタッフ、それからご入居者様の家族までを全て家族と捉え、みんなで考え、皆で協力して、ご入居者様のQOL向上に向けて、日々頑張っていらっしゃいます。
私も「家族」の意味をもう一度考える、とってもいい機会を頂きました。
ありがとうございました!