施設レク訪問 応援家族 東京ベイ潮見
応援家族 東京ベイ潮見(東京都江東区)
おじいちゃん、おばあちゃんは、老人ホームでいつもどんなことをしているの?
まずこちらの「応援家族東京ベイ潮見」に入ってびっくりしたのは、
調度品のセンスの良さと施設内の明るさです。
「まるで船旅をしているかのような・・・」というコンセプトだそうです。
確かに!
大型客船にあるかのようなソファや階段が、まず目に飛び込んできます。
これは、レクリエーションが行われているロビーも、期待できそうです。
ケアマネージャーの荒幡様にご案内頂き、6階のロビーへ向かいました。
エレベーターを降り右手に曲がると、とても明るいラウンジに着き、まず目に入ったのが「バーカウンター」です。
こちらにも、船や海をイメージした飾り付けが色々あります。
良く見ると、お酒も並んでいます。
ホーム長さんにお聞きすると「お酒も飲めます」とのこと。
いつでもいくらでも、と言う訳ではもちろんありませんが、時にはほろ酔い気分になることもできるそうです。
さてラウンジにに目を移すと、2方が大きな窓に囲まれており、すぐ近くに大きな建物もないので日当たりも良く、贅沢かつのんびりした雰囲気が漂っています。
正面に、ビリヤード台と映画のスクリーンが見えます。
「こちらは、いつでもご入居者様が使いたい時に使って頂けるよう、いつも準備してます」とのこと。特にレクリエーションの予定が入っていない、日曜日の午後などは、ご入居者様が集まって、ビリヤード大会になることもあるそうです。
ビリヤード、私は上手く無いのですが、ご入居者様の年齢層って、お上手な方もいらっしゃいますよね?
「そうですね。すごく上手な人もいます」
映画の方は、寅さんや釣りバカ日誌など、「古き良き日本映画」のことも多いそうですが、ご入居者様のご要望があれば、上映可能とのこと。
「毎週水曜日は映画の日」で、これを楽しみにしてらっしゃる方もいらっしゃいます。
それにしても、プロジェクターとスクリーンでの映画上映、ちょっとした贅沢ですよね。
さてこちらのレクリエーションは、一方通行ではありません。
ご入居者の皆さんが実際に手を動かし、作品を作るレクリエーションもあります。
こちらのスタッフの皆さんのすごいところは、
「ご入居者様は全員同じレベルものが作れるようにお手伝いする」という姿勢です。
こちらのホームには、要介護度が自立から要介護度5の方までいらっしゃいます。
その中で「同じレベルの作品」を作り上げるために、ケアマネージャーの荒幡様初め、
介護にあたられるスタッフの皆さんが協力して、作品制作の「お手伝い」をします。
ご入居者様によって、作りたいもの、書きたいもののご希望がそれぞれある場合もありますが、「何が作りたい(書きたい)か、どうすればご自分の力を最大限出して取り組めるか、どのレベルの作品ができれば満足度が上がるか」を常に考え、それぞのご入居者様に合わせた「お手伝い」をしていらっしゃいます。
そして、出来あがった作品をいくつか見せて頂きました。
まずは、チューリップの花が描かれた「ちぎり絵」です。
色とりどりの花びらや、微妙なラインの葉っぱなど、とっても可愛らしくて素敵です。
こちらは「2~3時間の間で出来ました。デザインについても、(写真などから)ご提案することもありますが、ご入居者様が考えてデザインされています」と荒幡様。
楽しんで作りあげた、という雰囲気が伝わってきます。
次に、「書道」です。これは写経でしょうか。
大き目の半紙ですが、こちらにびっしりと文字が書かれています。
しかもとってもお上手!
「ご入居者様の中には、元々書道をたしなんでおられた方もいらっしゃるので、昔とった杵柄で、とっても字がお上手なんです」と荒幡様。
字もとってもお上手なんですが、まっすぐに、繊細ながらもしっかりとした文字が並んでいます。
そしてもう一つが「ペーパークラフト」です。
駅の風景を描いたものですが、踏切や乗客、近くのバス停やバスを待つ人まで表現されており、とても細かい作業だったことが伺えます。
皆さん、お器用なんですね。
荒幡様は「そうですね、時間が多少かかっても、ご入居者様ご本人が満足できる作品作りを、お手伝いさせて頂いております。」と、とっても優しい目でお話下さいました。
このように、こちらの「応援家族東京ベイ潮見」のレクリエーションは、
「家族が集まって、みんなで楽しむ」というモットーで、毎週色んな創意工夫がなされています。
今回ご紹介したレクリエーションの他にも、
ご入居者様とスタッフの方皆さんで行く「お散歩」や「買い物」もあります。
それから、東京都江東区という立地にありながら、中庭もあるこちらのホームでは、
「種をまいて、育てて、収穫する喜び」を味わって頂きたいと、只今「畑」を計画中。
ご入居者様の中には、むかし実際に畑仕事をされてた方もいらっしゃるので、
「そういう時に張り切る姿や、笑顔が見れたら最高です」
ホーム長の土方様はじめ、スタッフの皆さんも楽しみにしていらっしゃいます。
もう少しすると温かくなりますし、私も実現する日が来るのが楽しみです。